【足】有痛性三角骨の治し方

2025年06月30日

さて本日は有痛性三角骨の治し方について説明させていただきます。三角骨とは?
全ての人に存在するわけではなく、
だいたい、10%の人に
存在する過剰骨(余分にある骨)です。場所は?
足首の後方(距骨という骨の後ろ)あたりに
現れます。
主に小児期に現れやすく、通常は10ヶ月程度で
距骨という骨と癒合すると言われています。有痛性三角骨とは?
この三角骨が、ちょうど足首を下に向けるつま先立ちなどによって
踵の骨(踵骨)とすねの骨(脛骨)の間に挟まれることで生じる疾患を
有痛性三角骨といいます。
日本における調査では、男性は右、女性は左に
発生しやすいです。原因?

  • つま先立ち動作(足首を下に向ける動作)が
  • 足首の捻挫(ねんざ)やジャンプした後の着地失敗など

多いスポーツ(クラシックバレイ、サッカー、ラグビー)などで生じやすい疾患です。症状?

  • つま先立ち(足首を下に向ける動作)時に起こる足首後方の
  • 何も動かさなければ痛みがないことが多いが、足首を下に向けつま先立ちすると
  • 足首の後ろに何か挟まったような痛み
  • アキレス腱より、足首の奥が痛い
  • 三角骨が遊離骨となり関節内を移動する場合がある。

痛み痛いそのため、痛いときは痛い、痛くないときは痛くないという症状が現れることもある。有痛性三角骨の治し方
①安静
②当院の施術
③当院のオリジナルテーピング
※有痛性三角骨はスポーツを続けることで痛みが続きやすく、
ひどくなると歩行などの日常生活動作にも支障を
きたす場合があり、状態によっては手術も考えなければ
ならない疾患です。
前回のセーバー病と同様にお子様のちょっとした変化を大人たちが
気づいてあげることが重要です。いかがでしたか。
わからないことなどありましたらお気軽にご連絡ください。